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第5回世界工学会議(WECC2015)

第5回世界工学会議(WECC2015)が、11月29日(日)から12月2日(水)にかけて開催されました。本会議は、「全世界の平和と経済と社会の進歩のために、工学の進展と国際交流を促進する」という目的で設立された世界工学団体連盟(WFEO)が、約4年に一度開催している国際会議です。今回、日本では初開催となりました。

会議の統一テーマは「工学:イノベーションと社会」で、主要テーマを3つに分け、?:「持続的な成長と社会の発展に向けたイノベーション」、 ?:「イノベーション実現に向けた工学研究および開発」、?:「社会のための工学」としています。

開会式には皇太子殿下がご臨席され、続いて国連事務総長特別顧問 元大韓民国国務総理 ハン・スンス氏、国際連合教育科学文化機関(UNESCO) ジャカルタオフィスディレクター シャハバーズ・ハーン 氏、国際エネルギー機関前事務局長 東京大学公共政策大学院客員教授 千代田化工建設株式会社取締役 田中 伸男氏による特別基調講演が行われました。

会期中は工学分野の講演や展示が行われ、各国の研究者が最新の技術や課題について話し合われました。

70の国・地域から約3,188名が参加され、持続的に発展する社会への貢献策が具体的に議論される会議となりました。

日程  :
2015/11/29~2015/12/02