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第64回日本輸血・細胞治療学会総会

第64回日本輸血・細胞治療学会総会が、4月28日(木)から30日(土)にかけて開催されました。
「輸血から細胞治療への新展開」をテーマとし、3日間で約3,000名の参加がありました。
京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授による特別招請講演をはじめ、シンポジウム、教育講演、共催セミナーなどでは輸血療法の進歩やチーム医療の重要性に加え、移植治療の進歩、間葉系幹細胞を用いた細胞治療、種々の再生医療や遺伝子免疫細胞治療、抗凝固療法や血小板疾患の最近の話題などが発表されました。
また本総会は、血液製剤・血漿分画製剤の安全性と有効性、新しい凝固因子製剤の開発と臨床への展開、新規の輸血検査法を含めた輸血療法全般にわたる進歩に加えて、再生医療新法等の施行により、体性幹細胞やiPS細胞を用いた細胞療法・再生治療のさらなる発展とともに、周辺産業の活性化が今後大いに期待される事など、最新の情報を参加者の皆様方に提供する場となりました。
会期中は活発な議論が交わされ、輸血医学・細胞治療の新しい方向性を示した実りある会議となりました。
日程  :
2016/04/28~2016/04/30