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全国コミュニティ・スクール研究大会

 7月30日に全国コミュニティ・スクール研究大会が開催されました。
開会式では高校生による演奏のもと、華道「未生流笹岡」の笹岡隆甫御家元による「いけばなパフォーマンス」が行われるという目新しい演出に目が離せませんでした。
続いて、京都市記念行事として、京都大学の山中伸弥教授への京都市名誉市民表彰式が挙行されました。山中教授は「長年京都に住みたいと思っていましたが、名誉市民という形で市民に加えていただくのは大きな喜びです。」と挨拶。また、「今の私があるのは、学生時代に自由でユニークな発想を伸ばし、予想外の回答でもそれを否定せず大切にしてくれる素晴らしい先生たちに出会えたお陰です。」と語り、「私も自分が受けた教えを胸に若手の研究者達への指導をしていきたい。」と抱負を語りました。
大会は全国の教育長らでつくられる全国コミュニティ・スクール連絡協議会と、文部科学省,京都市教育委員会が主催し、学校と保護者、地域の効果的な連携についての教育長討議や、教育委員会と学校による研究討議が行われました。「保護者と地域が日常的に学校に関わることにより、学校も情報発信の意識が高まり、保護者や地域の不満が解消されてきた」として相互理解のメリットを強調するなど、教育環境の今後について約2000人の参加者は熱心に聞き入っていました。
日程  :
2013/7/30