国立京都国際会館について > 開催報告 > 国際会議 > 第13回STSフォーラム(科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム)年次総会

第13回STSフォーラム(科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム)年次総会

第13回STSフォーラム(科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム)年次総会が、10月2日(日)~4日(火)の3日間開催されました。約100ヵ国から山中伸弥京都大教授等ノーベル賞受賞者12名を含む科学者や政府高官、企業経営者ら約1,200名が参加し、世界的視点から科学技術の将来や課題について議論が交わされました。

開会式の基調講演で安倍首相は「Society5.0」の概念を示しつつ科学技術が超高齢化社会のさまざまな問題を解決できるとの考えを示されました。

3日間の会議を通じて「持続可能な発展」「研究とイノベーション」をテーマとした意見交換に加え、再生エネルギーやゲノム工学、ビッグデータなどに関する分科会も開かれました。

閉会式においては、「温室効果ガス排出抑制のためのパリ協定、一人も残さずに調和のとれた成長を促進する持続的発展のための国連の目標(SDGs)、災害リスクの現象に関する仙台枠組みの三つの重要な国際的な合意の目的が確実に実施されるよう努力する」との方向性を示して、閉幕しました。

日程  :
2016/10/02~2016/10/04