第113回日本皮膚科学会総会

第113回日本皮膚科学会総会が5月30日から6月1日の3日間にわたって開催されました。日本皮膚科学会が「公益社団法人」としての第１回目の総会、飛躍の年となる節目の学会ということで、色々と新企画を準備されていました。「皮膚科の職人魂」とテーマを掲げ、会期を通して約6,000名もの予想をはるかに上回る出席者が集い、岩月啓氏氏（岡山大学大学院医歯薬学総合研究科皮膚科学）による会頭講演や、河野通浩氏（名古屋大）による日本皮膚科学会皆見省吾記念賞受賞記念講演等に聞き入っておられました。

参加者が快適に学べるよう学会プログラム、ポスターや講習会のデジタル化、および、パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット端末に対応可能なプログラムや、抄録集、e-posterと環境整備に力を入れるなど様々な工夫をされていました。

現在、多くの国民がアトピー性皮膚炎の診断や、新しい治療薬の開発等に関心や期待があります。本学会のますますの進歩を期待しております。