京都コングレス

Report #01

集う、若き有志達!
第1回京都コングレス公開シンポジウム

2019年9月8日(日)

シンポジウム中の様子

2019年9月8日(日)に、国立京都国際会館のRoom A会場にて法務省主催「第1回京都コングレス公開シンポジウム」が開催されました。
本シンポジウムは2020年4月に会館で行われます「第14回国連犯罪防止刑事司法会議(以下京都コングレスと略)」の開催にあたり、市民に向けた公開シンポジウムのうちのひとつとなります。
第1回となる今回のシンポジウムは,京都コングレスに先立って開催する「京都コングレス・ユースフォーラム」がテーマとなります。ユースフォーラムとは世界の若者たちを対象としたコングレスにおける議題に関連したテーマについて議論を行うもので、前回コングレス大会の2015年に開催地ドーハにて初めて開催され,京都コングレスにおいても開催されます。 これは様々な価値観やバックグラウンドを持つ世界の若者とともに自分達が暮らす社会の在り方について議論し,犯罪防止や刑事司法について理解を深める意義のあるフォーラムとなります。

上川議員による基調講演

ゴルゴ松本氏による講演

当日は350名の事前登録定員を超す大勢の参加者が会場に集いました。京都コングレス開催に尽力された上川陽子衆議院議員の開催講演を筆頭に、笑いあり感動ありのスピーチで会場を大いに盛り上げたお笑い芸人ゴルゴ松本氏による「命の授業」講演、さらにパネルディスカッションでは様々な意見が飛び交い、熱心に耳を傾ける姿は京都コングレス開催に向けて市民の関心の高さを物語っていました。

写真提供:法務省大臣官房国際課京都コングレス開催準備室


担当者雑記

2019年9月8日(日)に法務省主催「第1回京都コングレス公開シンポジウム」が開催された。このシンポジウムは2020年4月に日本で、そして当館で50年ぶりに行われる国連主催の「第14回国連犯罪防止刑事司法会議」のいわば前哨戦ともいうべき市民に向けた公開シンポジウムのうちのひとつである。
国連開催の国際会議に携えられるなんて一担当者としては生涯に一度あるかないかだから大変な名誉である。その一方で正直大いに不安もある。今回のシンポジウムは,運営側にとっても本番に向けたいわば練習試合。とはいえ、法務大臣、国会議員など著名な人物も多数来館される催事でもある。法務省準備委員の皆さんの緊張も伝播してくる。
いよいよシンポジウムが始まった。参加者が続々と会場に集う。予想を上回る参加者数とのこと。会場内には外気以上に熱がこもる。まず上川陽子衆議院議員の開催講演が無事終わった。つぎのお笑い芸人ゴルゴ松本氏の「命の授業」講演は少し緊張感を緩めてくれた。松本氏を見送り、パネルディスカッションの準備を終える。このディスカッションではこのフォーラムの主役たる若者を中心に、3つのテーマで構成される、すわなち「1.青少年犯罪の予防・罪を犯した青少年の社会復帰における若者の役割」、「2.法順守の文化を醸成するための若者の教育」そして「3.安全なネット社会の表現に向けた若者の責任」である。
テーマ1では、BBS(Big Brother and Sister Management ※兄や姉のような存在として非行に走った少年や社会に適応できない子供達に寄り添う青年ボランティア団体)についての意見交換等が行われたほか、テーマ2では、議題が非常に抽象的で難しいものであったにもかかわらず、大学生のみならず高校生からも意見・質問が出された。テーマ3では、これからのSNSとの共存の在り方など、全体を通じて非常に活発な議論が交わされていた。その光景はいつ見ても小気味よい。会議担当者としては冥利に尽きる瞬間といえる。そして今回の主役は15~24歳という次世代を担う若者たちで、本番のユースフォーラムも頼もしい限りである。