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京都国際ラカン精神分析コロキアム2014年春 「夢と構造、心的装置が環太平洋の輪を結ぶ」~アジアにおける精神分析の新展開~

4月10日~11日の2日間にわたって、京都国際ラカン精神分析コロキアム2014年春・夢と構造、心的装置が環太平洋の輪を結ぶ ~アジアにおける精神分析の新展開~(大会長・新宮一成・京都大学大学院 人間・環境学研究科 教授)が開催されました。「心に共鳴の環を広げる精神分析。ジャック・ラカンによるフロイトの心的装置の拡大は、アジアに新しい思考の喜びをもたらします。太平洋をとりまく国々の思索者が、精神の再創造を語ります。」という呼びかけのもと、100人余の参加者が、フランス、韓国、台湾、オーストリア、そして日本の研究者による精神分析に関するプレゼンテーションを熱心に聞き、相互理解を深めました。また、尺八奏者・志村禅保氏が、演奏を披露しながら伝統における心身と音色について語られ、桜の咲く華やかな春、参加者は、日本の美と文化に、無意識から切り込みました。

日程  :
2014/04/10~2014/04/11